こんにちは、konです♪
今回は、
否定語を使わない言葉かけ
についてご紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください♪
保育の現場では、
「〇〇したらダメ」
「〇〇しないで」
などの否定的な声かけは
NGと学校で習いましたよね
自己肯定感を育むためにも
「ダメ」や「〇〇しないで」
という言葉は保育現場では
敏感に否定されます。
でも、喧嘩で友達を叩いてしまった
おもちゃを振り回して遊んでいる
保育室で走り回って遊んでいる
などとよくある場面で
「叩いたらダメだよ」
「危ないからダメだよ」
「走って遊ばないで」
などをどうやって伝えるか
悩みますよね。
注意の言葉としてついつい
「ダメだよ」が出てしまい、
実習先で指摘されてしまった…
そもそも、危ないことや
暴力など人としていけないことを
伝えるにはなんて声をかけるのか
分からなくて実習が怖い…
なんてことにならないように
ぜひ参考にしてください!!
これを読めば
言葉の選び方がわかって
子どもたちとも打ち解けやすく
なりますよ!
また、言葉のかけ方で
子どもたちの反応も変わるので
子どもたちの気持ちに寄り添った
保育者になれます。
言葉のかけ方の
引き出しを増やして、
子どもたちも自分も
笑顔で楽しくなれる
ようにしましょう✨
なぜ否定語がいけないのか
まず、否定語がいけない理由です。
①何がダメなのか子どもたちが
理解できないから
〇〇はダメは、何が悪いのか
抽象的で、子どもたちは
何がいけないのか
何を止めるのかが分かりません。
そのため、こちらが促しても
子どもたちには響かず
止めにくくなります。
②否定されると萎縮してしまうから
あれもこれもダメと否定されると
大人でも嫌になりますよね。
また、否定ばかりされると
自分自身を否定されている様に
感じませんか?
子どもたちも同じで、さらには
「なぜしてはいけないのか」
も分かりません。そのため
怒られるからやめる、
怒られるかもしれないから
何をしていいか分からない
などと萎縮したり
自信を持てなくなったりして
しまいます。
しかし、何がよい事なのか、
何が悪い事なのかを伝える難しさ、
咄嗟の時に否定語を使ってしまう
ことがあるのが現実です。
そこで次に、
否定語の言い換えの考え方
についてお伝えします。
子どもたちの行動を
促す言い換えは
叩いたらダメ→おくちで話そうね
走らないで→転ぶと痛いよ、歩こうね
暴れないで→お部屋は広くないから、
お友だちとぶつかっちゃうよ
座って遊ぼうね
このように、なぜ、
何をすれば良いか、
どうなってしまうかかが分かる
言葉の伝え方を意識しましょう。
また、保育現場で咄嗟に出てしまう
「ダメ!」の言い換えとして
「良くないよ」
「ちがうよ」
この2つのワードに変換を
実施してみてください。
例えば、おもちゃの取り合いで
相手を叩いてしまった場面
「ダメだよ、おくちで話そうね」
と咄嗟にでてしまいがちですが
「ちがうよ、おくちで話そうね」
「叩くのは良くないよ、
おくちで話そうね」
などと言い換えれば、
咄嗟に制止したことでも
間違っているんだ、良くないんだ
と、ダイレクトに
子どもたちに伝わります。
分かりやすく短い言葉のため
子どもたちにも響きやすいですよ♪
以上、 否定語を使わない言葉かけ
についてお伝えしました。
私が勤めていた園に通う
少し切り替えが苦手な子が
自分の思い通りにいかない時に
「ぷんぷんよ!」と、
自分の感情を言葉にしていました。
その子の保護者の方が
ご家庭で工夫した言葉かけを
実践されていたのです。
本人は思い通りにいかず
ぷんぷん怒っているのですが
大人たちは思わずほっこり
してしまいますよね。
言葉かけひとつで
子どもたちとの関係も余裕が
生まれることを実感しました。
このように言葉かけは
子どもにも大人にも
大きな影響があります。
子どもは保育者の声を
素直に聞いています。
言葉を受け取る能力があります。
大人も子どもも気持ちの良い
かかわりをするために、
分かりやすく否定語のない
声かけを実習でも
実践してみてくださいね♪
「ちがうよ」と「よくないよ」は
大人にも使えますので、
まずは日常で「ダメだよ〜」を
「良くないよ〜」と
言い換えるなど意識してみて
くださいね♪